法令に則った内容の検査内容です。
血液検査、尿検査が主であり、過去の指摘等により眼底検査や心電図検査が加えられます。
この健診の目的は生活習慣病の有無、もしくはそのリスクの洗い出しにあります。
生活習慣病、すなわち高血圧・糖尿病・高脂血症・髙尿酸血症等は自覚症状なく進行し、結果として癌、心筋梗塞などの心疾患、脳卒中など命にかかわる疾患の原因になります。
自分自身のため、そして大切な方々のためにも、かけがえのない健康を維持する一助になりたいと考えています。

《胃癌検診・大腸癌検診》
胃に関しては、バリウムを飲んでいただく造影検査と内視鏡検査を使い分けます。
各々勝る点があり、それぞれのケースに応じて使い分けています。
内視鏡検査に関する詳細は《内科・消化器科》の項目をご参照ください。

大腸癌検診は自治体の定めるものとして検便を行います。
2日間の便に関して血液が混じっている反応がないかチェックします。
もし、2日の内1日でも血液陽性となったのであれば、これは大腸の内視鏡検査をお勧めすることになります。
大多数の方がおっしゃるように、痔なのかもしれません。
しかし、痔のある方がほかに何もないかどうかはわかりません。
痔だと考えていたら直腸癌であった、などということのないよう、ちゃんと検査をお受けいただくようお話しています。

《二次検査》
上記の特定健診や胃癌・大腸癌検診、さらには職場での健診において指摘された内容に関しての二次検査にも対応します。
その結果によっては当院もしくはご希望の医療機関(医療機関や地域は問いません)での治療に移行していただくことになります。
他施設をご希望の方には、検査結果を含めた情報提供をさせていただきます。

《職場健診》
当院では事業所の定期健診も行っております。
(現時点では事業所に出張しての健診は対応できません。受健者の方に来院していただくことになります)
内容その他はご相談の上決めてまいります。